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私がとってもマンゴー好きなのは周知の事実かと思いますが、
中でもマンゴープリンは一番のお気に入り。

日本ではしょっちゅうコンビニに寄っては、
どのメーカーのマンゴープリンを試そうかと、
プリン一つ選ぶのに何十分もコンビニに居座る傍迷惑な客であった。

最近、近くのスーパーで、マンゴー一個、1ユーロというのを見つけ、
「うぉーーーー!」と思わず手に取ったものの、思い返してみれば、
実は私、マンゴー自体を食べるのは好きではない事に気づいた。

いや、正確に言えば、マンゴーは好きだが、あの大きな種を、
うまく取り除いて、マンゴーだけを食べるのにすっごく苦労するわりに、
マンゴーの実の部分はちょっとしかない感が、きーーーーーーっとなるのである。
面倒くさいわりに報われない。

一度マンゴーからマンゴープリンを作ろうかと思ったが、
量もいる上にとっても面倒くさい手順だったので、諦めた。

何十分もスーパーをウロウロして、考えた挙句、結局、元の位置に戻す事にした。
そんなに考えるなら買えばいいじゃん!と言われそうだが、
その日はやめる事にしたのは、理由がある。

実は、私の大好きなマンゴープリンが、家で私を待っていたからである。
私の愛するマンゴープリンがこれ↓
1


先週末、ミラノ市に住んでいる、日本人一家Hさんが私の新居に遊びに来てくれた。
私がマンゴー好きな事を覚えていてくれて、夏に日本へ一時帰国した際に、
お土産としてマンゴープリンの素を持ってきてくれたのだ。
そんな物はイタリアでは手に入らないので、見た時、うれしくて飛び跳ねたい気分だったが、
もう27になろうかという大人が、子供達の前で、きゃーーとか言うのも恥ずかしいよな・・・
という羞恥心からなんとか高鳴る気持ちを抑え・・・。

が、私は全く我慢強くない。すでに心はマンゴー色。
お楽しみは取っておく、というタイプではないのだ。
もうその日の夜には、せっせとマンゴープリンを作っていた。

誇らしげに「マンゴープリン、もう作ったー!」と旦那に言うと、
「え?夜中の11時に?」と苦笑いされた。

そういえば、以前、同じくミラノに住むお友達のMさんが、
日本から私のために、わらび粉を買ってきてくれた時にも、
夜中にせっせとわらび餅を作って、旦那に苦笑いされた記憶がある。
その時は夜中の12時だった。

なんで明日にしないの?と聞かれたが、どうしても我慢出来なかったのである。
次の日、おいしく冷えた物が冷蔵庫にあると思うだけで、
幸せな気分になるのである。そういう所は夜中だろうが、労力は惜しまない。

マンゴープリンも早く食べたかったが、やはり冷やす時間も必要だったので、
泣く泣く、次の日に食べる事にした。

Hさんは他にも、私の大好きな、グリーンティーや、
子供の鼻水吸い取り機を買ってきてくれた。
それがこれ↓
2


グリーンティーは、マンゴーと互角の勝負をする、私の大好物である。
いつも日本の家族に頼む物のリスト、筆頭である。
抹茶パフェ、抹茶プリン・・・ああ・・・食べたい。

イタリアにもグリーンティー味のジェラートはあるが、全然抹茶の味がしない。
じゃあ何の味?と聞かれても、答えに困るような味である。

初めてイタリアでグリーンティーアイスを見た時は、喜び勇んで買ったが、
とっても失望したのを覚えている。何度か別の店で試してみたが、
どれも抹茶味ではなかった。

あと、イタリアにも鼻水吸い取り機はあるが、やはり日本ほど、性能はよくない気がする。

これも、試したくて仕方なかったのだが、旦那に却下された。

「鼻詰まってもないのに、試してどうするんだよ!かわいそうだよ。」

・・・・そりゃそうだ。無理やり鼻を詰まらせるわけにもいかないし・・・。
これはもうちょっと我慢しなければ。

イタリアで、大好きなグリーンティーとマンゴープリンに囲まれ、至福の時を過ごしつつ、
子供の鼻が詰まるのはいつだろうか?と考える、私はなんとも嫌な母親である。

それにしても、やっぱり日本にはいろいろな物があるよなぁ・・・。
11月の帰国がさらに楽しみになった。


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2007.09.25 / Top↑