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フィギアスケーターの浅田真央ちゃんが、金メダルを取った、というニュースが
イタリアのニュースでも報道されました。真央ちゃんの映像は2秒ほどでしたけど。

喜ばしい事ですねぇ!

私はフィギアスケートが大好きで、日本でよく見ていましたが、
ここ、イタリアではスポーツと言えば、1にサッカー、2にサッカーのお国柄。
ちょうどチャンピオンリーグが開催されているし、その上、オリンピック前の、
世界水泳が開催されている事もあって、TVではそちらを優先的に放映。
フィギアスケートを目にする事は出来ませんでした。

では、なぜ真央ちゃんの金メダルが報道されたのか、分かりますか?
いや、正しくは、誰が何のメダルを取ったか、放映された、と言うべきですね。

なぜなら、イタリア人期待の星、カロリーナ・コストナーが銀メダルを取ったからです。
まぁ、当たり前、といっちゃ当たり前ですね。ここ、イタリアですから。
しかも、イタリアにとってはすごい快挙なのです。過去、フィギアスケートにおいて、
誰も銀メダル以上を取ってはいません。イタリアに初の銀メダルをもたらしたのですから、
そりゃ、ニュースでも報道されます。

そのコストナーですが、彼女はイタリア人でありながら、常にドイツ語で会話します。
コーチ達と話しているのを聞いていても、ドイツ語だし、
彼女の話すイタリア語は、明らかに「外国人」が話すイタリア語です。

でも、ドイツ人ではありません。国籍はイタリアです。
ご両親もイタリア人です。彼女がドイツで育った、というわけでもありません。

ではなぜドイツ語が母国語なのか、日本人にすれば、不思議な事ですよね。

答えは至極簡単。オーストリアとの国境に近い町に生まれたから。
彼女が生まれ育った州は、オーストリアに接している州、アルト・アディジェ州で、
ドイツ語が公用語なのです。学校では、イタリア語、ドイツ語を学びます。
オーストリアに近くなればなるほど、ドイツ語を話すイタリア人の割合が増えていきます。

ここでちょっと、イタリアの地理のお話。
もっちのブログでよく出てくる町、旦那の故郷、ヴェローナ。
ミラノとヴェネツィアを直線で結ぶと、その中間に位置する町です。
ここでは、もちろんイタリア語のみを話します。
そのヴェローナの基点にして、北にあがっていくと、トレント、さらにボルザーノ、
そのさらに北にはブレンネロ、そしてそのすぐ上にオーストリアが広がります。

ヴェローナからトレントまでは、電車で1時間程度、ボルザーノまで2時間、
といった所。

トレントから北の地方ではもう、ドイツ語を話す割合の方多くなってくるのです。
でも、イタリア語が通じないわけではないですよ。

ブレンネロにいたっては、もうオーストリア領が目の前なので、
言語だけでなく、文化も町並みも、ドイツ・オーストリアのようです。

実際、オーストリアに行く途中、ブレンネロのガソリンスタンドに寄った時、
従業員にインフォメーションを聞いたら、
「ここ、イタリアであって、イタリアじゃないからね。法もドイツに近いから、スピード違反には気をつけなよ。皆、ここでよく捕まってるから。」
と、付け加えて教えてくれました。

他国と陸続きならでは、の事情ですよね。
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2008.03.23 / Top↑
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