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以前、警察署で、永住権付きの滞在許可証申請(以降「カルタ」と称します)
を行った事をお話しました。

これがないと、出産育児一時給付金がもらえない、というお話も。

さて、その続編。

何度も何度も警察署に足を運んで、警察官と喧嘩をしながら、
カルタの申請を行ったもっち。

結論から申しますと、結局カルタは手に出来なかったものの、
給付金は手にする事が出来たのです!

以前なら、イタリア人配偶者なら、結婚半年後、すぐにカルタを手にする事が
可能だったのですが、少し前、いつの間にかまた法律が変わって、
(イタリアでは本当によくある事!)
婚姻が継続している上に、5年以上連続してイタリアに滞在していないと、
絶対にカルタは発行されない事になったのだそうです。
偽装結婚が増えているので、その対策の一環だと思われます。

実際、2008年現在の今は、「カルタ」というのではなく、
「普通の滞在許可証+α」という感じ。名前も違います。

その代わり、といっちゃなんですが、
以前は、法律上、普通の滞在許可証は1年ないし2年が最大の期限だったのですが、
今は、イタリア人配偶者には5年の滞在許可証を発行する事が法律上可能になったそうです。
私はそれを手にしました。

実際には、以前から、法律に反して、2年以上の期限付きの滞在許可証を
発行している警察署は多かったのです。
なぜかって?
なぜなら、出来るだけ、永住権がついた「カルタ」を発行したくなかったから。
一旦カルタを発行してしまえば、何があっても永住出来てしまう、
そう考える警察官が多かったので、
「イタリア人配偶者なら5年の滞在許可証を発行してあげますよ」と、
甘い言葉で誘っていたわけです。「カルタは発行出来ない」という警察官もいたそうです。
2年後にまたたくさんの書類を揃えて、一日がかりで申請して、また何ヶ月も
受け取りだけに待って・・・という事をしなければいけない事を考えると、
もちろん2年後より5年後の方がいいに決まっています。
実際は、カルタでも、何かあれば、取り上げる事が簡単に可能なのですが、
ここはイタリア。法律を知らない警察官なんて山のようにいます。

人によっても、市によっても、言う事、やる事が違うのは、法律がコロコロ変わるし、
いつ変わったかも分からないくらい、という事情もあるのでしょう。

でも、法を扱う警察官ならそれくらい知っていてもらいたいものです。

ミラノでは、法に詳しい人が、奥で待機していて、
何か問題があれば、たくさんの警察官が彼に聞きにくる、というシステムになっていました。

私達は、全く連絡がないので、再三速達を送りつけて、どういうひどい対応を受けたかを
綴った手紙をミラノの警察署に送った所、直接、その彼から電話が来ました。

警察官の対応に対する謝罪の後、カルタを即日発行する旨、さらに
長蛇の列に並ぶ必要もなく、奥の部屋に入って直接申請を行う事を話してくれ、
日時を指定してくれ、と言われました。

警察署に赴くと、彼が、上記に記したような、滞在許可証に関する法を説明してくれ、
私が今から受け取るのは、「滞在許可証と書いてあるが、以前のカルタに代わる物だ。これで、一時金も受け取れるはずだ」という説明付きだったので、納得して受け取りました。
「だいたいなんで、旦那も子供もイタリア人なのに、給付金を受け取れないんだ?おかしくないか?」と言われつつ・・・。

が、もちろん、警察官でさえ知りえない法を市役所職員が知っているはずがない。
一時金の申請は市役所で行うのだ。

それでまた振り出しに戻る。
市役所に行ってみると、市役所員は、「これはカルタではないから、一時金は受け取れない。イタリア人配偶者なら、カルタを発行してもらえるから、それをもらってこい」と・・・。

そこで、警察官の説明をしてみる。
すると、警察署にFAXを送って、確認してみると約束してくれる。
次の日、「警察官はあなたの滞在許可証はカルタではないと言っている」という市役所からの連絡が。
ここまで来て引けない私。粘って粘って説明する。
すると市役所が今度はカルタを発行してくれるよう書いた手紙を用意してくれた。
事前にFAXしておくが、念のため、自分の手で手紙を持っていけ、と言われる。
それを持って、また警察署の彼のもとへ戻る。

すると、前日にFAXを受け取って、市役所職員と直接話したと。
ここからは、市役所と彼が、お互いの主張、どちらが正しいかを
話し合って、給付金を申請する税務署とも話し合う、との事。

・・・・もう給付金がどうとかよりも、これだけの苦労が報われるかどうか、
そこが私達夫婦の焦点でした。

それが11月中旬。その後、私は日本へ。
イタリアに帰国後の1月下旬、すでに、諦めていた私に、市役所から電話が。

給付金の発行を許可された、というではないか!

あの時の満足感と言ったらない!

以前の私なら、初めにカルタ発行を拒否された時点で、口をつぐんで諦めていたでしょう。
この給付金は、悔しさ、辛さに耐えながら、旦那の協力を得て、頑張ったご褒美、といった所でしょうか?

でも・・・あっという間にオムツとミルク代に消えちゃう程の額なんですけどね。

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2008.03.24 / Top↑
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