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保育園に通っていない息子は、お友達がいない。

私の友人達は、学生や未婚者のみで、子供がいる友達は一人もいない。
日本に帰れば、ほとんどの友人が結婚していて、子供がいて、
遊び仲間はいるけれど、1年に一回、帰れるか帰れないかの状況なので、
基本、遊び友達がいない状態。


今日、義母さんから電話が来て、
ちょっとうちに来ない?友達の孫が来てるの。
というので、行ってみた。
そしたら、息子と2ヵ月半違いの、女の子、Mちゃんがおばあちゃんと一緒に
遊びに来ていました。

彼女のおばあちゃんは、旦那のお母さんと同級生で幼馴染。
お互い、子供の年齢もほぼ一緒で、よく子供同士を遊ばせたとか。

で、今度は孫が同い年。
なので、遊ばせる事に。

初めはMちゃんに全く興味すら示さなかった息子。
でも、Mちゃんの方から、息子の後ろをトコトコとついていくうちに、
息子も心を開いたのか、一緒に三輪車に乗って遊び始める。
Mちゃんが三輪車から降りて、他のおもちゃで遊び始めると、
「M~~~~~~~~!」と、そりゃあもう大声で、
呼びつけて、三輪車に座れ!といわんばかりに、
「ここ!ここ!」と座席をばしばし。


このMちゃん。
以前にもお話しましたが、
実は、右腕に障害があるのです。
生まれ持った物ではなくて、出産時に、医師達のミスで、
障害を負わされたものです。
今、裁判が始まったばかりだったような。

病院、しかも国立病院相手に、裁判をするのは、
なかなか大変なもので、何年、何十年、とかかる裁判になる事もしばしば。

でも、彼女の場合、あきらかに医師側のミスという事が証明出来るので、
かなりの額の賠償金を支払ってもらえるでしょう。

でも、親にとっては、そんなお金よりも、
何事もなく生まれてきて欲しかったなーというのが本音でしょう。
すくなくとも私はそう思います。

Mのお母さんが元々病弱で、何年も病院に通っているのに、
医師は、帝王切開か自然分娩かの選択で、二転三転した挙句、
まだ若いから自然分娩に、と半ば強引に自然分娩に。
この時点でも少し「???」と思える。

出産前直前のエコーで、胎児の推定体重3kgとの判定に対して、
実際の出産時の体重は5kg近くと2kgの誤差。
3kgの判定だったので、自然分娩でいけると、自然分娩に強行。

お母さんは私と同じような体系。身長160cmもあるかないか。
骨格もイタリア人にしては細め。

そんな子が5kgの赤ちゃんを産むのはかなりの至難の業。
私ですら、3.8kgの息子が膣を通り抜けられなくて、帝王切開になったのに。

で、あかちゃんが産道に頭が入った状態で、やっと医師達はミスに気づく。
赤ちゃんが大きすぎる。どうにもこうにも出来ない。
このままだと産道が裂けて、大量の出血は
免れないし、弱った母体がさらに危険。
でも赤ちゃんも危険。窒息死してしまう。
かといって、いまさら帝王切開にも出来ない。
一刻も早くどうにかしなければ。

で、医師達がとった行動。
まずもうイタリアでは行われていないといわれる、吸引法。
これは、脳に障害を与える危険性が認知されているので、
基本、もう行われていない手段。
これでも赤ちゃんが出てこない。
そこで、医師達は、見えていたあかちゃんの右腕を引っ張って引きずり出す方法を選択。

でも、強引に引っ張ったせいで、小さな赤ちゃんの腕の神経、骨はボロボロに。

で、産まれた時から右腕がきかなくなってしまったのです。

生まれた日から、毎日毎日専門家の所に通って、
厳しいリハビリ、治療、検診の繰り返し。
何百キロと離れた町まで、いい医師がいると聞けば足を運んで、
腕を見てもらう。
高い治療費、交通費はもちろん自払いです。
裁判で病院側が敗訴するまでは、すべて、自分持ちなのです。

こんなに苦労しても、時間とお金をかけても、
どうやっても、完全に元通りにはならないのだそうです。
今ではリハビリのおかげで、腕も少し動かすし、物も掴めるようにはなったけれど、
明らかに左腕との動きの差は一目瞭然です。
必然、左利きになります。

Mちゃんの親族は声を大にして、この事を訴えています。
でも、病院側は、裁判で完全敗訴するまでは絶対に謝罪もしないし、
治療費すら一銭も負担しないのです。

「謝罪=非を認める」という意識が、根付いているのです。
イタリアだけではなく、世界的に見てもそうです。

でも、とってもかわいいMちゃん。
きっとそのかわいい笑顔で、素晴らしい未来を切り開いていくでしょう。
私はそう願ってやみません。
そして、こんな事故が起こらないよう、願います。
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2009.07.15 / Top↑
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