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この前までイタリアでG8、
日本語で言うなら、主要国首脳会議(サミット)が
行われていたのは皆さんご存知ですか??

まぁ日本でもニュースで取り上げられていたと思いますが。

これ、イタリアのどこでやってたか知ってます?

皆が、私の安否を心配してメールをくれた、
あのイタリア、アブルッツォ州の大地震があった地、
ラクイラ市で行われていたんです。


ラクイラの人たちの崩壊した家は、まだまだそのまま。
大半の人がテント生活を余儀なくされています。
何百人という死者を出した、大地震です。

今でも、雨に打たれ震え、余震に怯え、
そんな苦しい生活をしているのです。

それを見世物にするかのように、地震後、G8主催地を
サルデーニャ島からラクイラ市へ変更したイタリアの首相。

実際、開かれてみれば、世界各国の首脳陣が、手厚い歓迎を受けて、
おいしい豪華な食事を取り、奥様方は近郊へショッピング。

そりゃあラクイラ市民は、苛立つのも無理はありません。
「よそでやってくれ!」
「私達は、ファーストレディーならぬラストレディーだ!」
と抗議が殺到。

デモまで行われました。
復興作業が全く進んでいない状態で、
首相が初めは「半年もあれば元通りにしてみせる!」とか、
自身の宣伝のために、ありとあらゆる救援策を提示し、
「イタリアはラクイラを見捨てない!」と豪語してましたが、
やっぱり、時間を過ぎて見れば、この通りってな感じ。
宣伝活動は人々が関心を持ってる時期だけで十分なのです。


ラクイラ市は震源地でした。大半の死者がラクイラ市の人です。
日本だったら、マグニチュード5.6だったかの地震では、
今ではこんな多数の死者を出すまでには至らないでしょう。

なぜなら、耐震対策が進んだのもありますが、
家の構造・構成・使用材質が全く異なるから。

日本はどうやっても地震と切り離せない、島国のために、
地震を想定した、木材使用の、しなる家を大前提に作られています。
それに加え、過去の経験を生かした今は、地震対策を施した家がたくさん存在しますし、
地震に対する知恵・知識は世界でも誇れる物だと思います。

それに対して、イタリアは元々地震がそう多くない国。
歴史的に見ても、歴史的建築物は石造り。
大理石の有名な国でもあるのです。
なので、石を積み上げて作る建築物が圧倒的に多い。
利点は、火や湿気などに強い事。
日本の歴史的建築物は火災でほとんどが焼失して、
今あるものは、再建された物がほとんど。
その点、火に強い石造りの建造物。
イタリアが世界でトップ2の世界遺産所有数を誇る秘訣がここにあります。
(ちなみに世界トップ1はスペインです。意外にもイタリアではありません)

私は当初から、震災地でのG8開催には反対派でした。
見世物以外の何物でもない気がするのです。

皆がお金を落としていってくれる?そういう意見もありますが、
そう多くはないでしょう。だってショッピングできる場所がありますか?
豪華な食事を振舞うレストランがありますか?
それどころじゃないんです。そんな場所なんて地震でつぶれてます。
実際、皆、ローマまでショッピングを楽しみに出かけています。

首脳国の同情を買おうとしてる?復興支援金目的?
でもそれはイタリアの首相が、地震後すぐに、支援を申し出た国々に
「イタリアは強い国だ!他の国の力を借りなくとも復興させて見せる!」
とお断り宣言しちゃってます。
お得意の嘘方便でまたそれもごまかしちゃう?
ああ、そういえば、「レスキューなどの作業は自分達でやる。
でも住宅復興の支援金なら受け付ける」みたいな事は言ってたかな?
虫がいい話。

まぁ結局は、アメリカだけ、復興支援してもいいよーみたいな事を言って、
支援要請を受け入れたとか。ドイツやロシアなどの支援は拒否してアメリカだけ?
全くもっておかしな話。
全然復興作業進んでないやん!


まぁいろんな見方を皆さんしてますけど、
実際にラクイラ市民の事を考えてる人なんて
政治家の中にはいないでしょうね。
悲しい現実です。
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2009.08.02 / Top↑
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