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今日は学校編です。

①仲良し友人グループはほとんどが男女混合

どういう事かというと、日本では、中学、高校などの思春期、
仲のいい友達といえば、同性で、グループも、同性で構成されるグループが
圧倒的に多かったように思います。
イタリアでは、そういう日本のシステムが理解できないらしく、
どうして?と聞かれます。イタリアではほとんどが男女混合グループで構成されています。


②学校制度

イタリアは、学校制度は6・3・3制ではなく、5・3・5制度で、
小学校入学は5才から、5年間就学、中学は3年間、高校は5年間で、
日本より1年長く、小~高校を過ごします。

③クラス替えがない

これが一番びっくりした事。

小学、中学、高校、私が通った公立校は、毎年、新学年になる時、クラス替えがありました。
それを楽しみに、もしくは、残念に、ソワソワした気持ちで、発表を見るのが一つの新学期のメイン行事、というか・・・。

いえいえ、イタリアではそんな物ありません。
小学校は、5年間の間に一度クラス替えがあるか、ないか。
中学は入学当時のクラスのまま3年間、高校は5年間ずっと一緒です。

もし、クラスに馴染めない、担任や各教科担当教師とそりが合わない場合、
学校側に申請を出して、クラスを移してもらう事は可能です。
旦那は高校4年生の時に、教師と喧嘩して、最後の一年は違うクラスにしてもらったそうです。

④お弁当も給食もない、午前中授業

小・中・高、どれも、基本的に午前中のみの授業です。
朝8時から昼13時までが基本のようです。学校によって差はあるかもしれませんが。
なので、お弁当も給食もありません。13時前後に終わって、帰ってきてからご飯にするので、昼ごはんは14時から、とか珍しくないのです。
小学生を持つ、共働きの家庭にとって、午前中授業は困る物。
そこで、希望家庭には、午後からは、日本でいう、「学童保育」のような授業があります。
お昼は、食堂で食べます。各学校、食堂は完備されています。
その後、各学年ごとに、授業、というか、復習だったり、
宿題をやらせたり、スポーツをやらせたり、という事を行うようです。

⑤大学入試は基本的にはない

特殊な学部(医学部、薬学部、獣医部、エンジニア部などなど)
では、理系の知識・学力が必要なので、大学入試が行われますが、
基本的にイタリアの大学は、
「入試」というのはありません。
今でこそ、簡単な「テスト」を行う大学も増えてるようですが、
それでも日本の大学入試のような感じではなく、
テストはするが、一定のレベルに達していなくても、それで入学拒否するわけではなく、
「あなたの学力で当大学に入学すれば、のちに大変ですよ、頑張って勉強してね」
みたいな事を通知されるだけです。
ヴェローナの法学部もその一つ。

イタリアは入学は簡単ですが、卒業が大変です。
卒業は、一斉に卒業するような卒業式なんてあるはずもなく、
各学部、卒業までに必須とする単位を取得、例えば30個のテストをクリアする、
を達成した時点で、授業は終了。その後に、卒業論文にとりかかり、
卒業論文発表が終わって、その日に最終卒業成績発表、で、卒業、になります。
一緒の日に卒業する生徒はせいぜい10人程度でしょう。

⑥30点満点

日本の学校のテストは100点満点、が基本ですよね。
イタリアは各テスト、30点満点です。
テスト合格か否かのボーダーラインは、18点です。
それ以下は、要再テスト、つまり試験不合格です。

でも、高校卒業時の最終試験、最終成績は、100点満点、
大学は110点満点です。

いわば、中間テスト、期末テストは30点満点で、
卒業テストは100点満点で計算する、といった感じかしら?

30点満点の全テストの合計を出して、平均値を出し、それから100点満点、
もしくは110点満点の点数に置き換えるんですね。
そこから、高校卒業試験や、論文の成績をプラスして、最終成績を出します。

満点以上の成績、というのもあります。
「ローデ」というのがあり、110点満点+、はなまる、みたいな感じでしょうか?
小学校で「よく頑張ったねー。先生賞」みたいな感じで、
100点の上に花丸をつけられたのを見た事ってないですか?
まぁいわばそんな感じ。
とっても優秀で、満点以上の成果を出した、という事で、
「先生賞」をつけてもらえます。

大学では、論文発表会後、教授達が成績を決めます。
その後、、成績発表が行われますが、
その際、教授達は神父さんのような正装して、特殊な帽子をかぶっています。

「110点+ローデ」、最高成績+先生賞を取った生徒だけに、
教授全員が、帽子をとって、その生徒に一礼をします。
そして卒業証書を渡すのです。
おもしろいでしょう?その他の生徒には普通に卒業証書を渡すのみです。


⑦就職活動は卒業後

日本では大学を卒業する1年以上前から就職活動を開始します。
でも、イタリアは違います。ほとんどの学生が、
卒業後に就職活動を始めます。
上記に記したとおり、イタリアの大学は、卒業するのが難しいので、
学業片手間にアルバイト、就職活動、が出来る状態ではないのです。
1試験、300-500ページの膨大な量の勉強をしなければならないからです。



学校制度は本当に日本と全く違います。
なので、あげていったらきりがありません。
それに、法律がこんなところでもしょっちゅう変わります。
最近でも、また学校制度に関する法律が変わって、
市民の不満は爆発、デモを起こしていましたが、
政治家達はどこ吹く風ってなもんで、あっさり法改正してしまいました。

教師の数削減、大学への支援金削減、
授業数の変化、などなど、本当にいろんな事が急に変わりました。
今のイタリアのベルルスコーニ政権は、
学校制度へ力を入れるどころか、軽視する傾向の政権なので、
状況は悪化する一方です。

こういろいろ法改正されると、私ではついていけません。
ここに書いた事だって、あと数年もすれば、変わる可能性だってあるんです。

日本の学校制度・レベル・いじめなどの問題も、
深刻で、あまり世界に誇れるものじゃありませんが、
(ちなみに東京大学は世界では77番だかそんなレベルです)
イタリアの学校制度もいろんな課題が残されています。



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2009.08.13 / Top↑
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