上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- / Top↑
うちの息子はイタリア人と日本人の混血です。
イタリアに住んでます。

母親が日本人、父親がイタリア人。

さてさて。今日のお題は「バイリンガル」。

言わずと知れた、「二ヶ国語を操る人」の事を指します。
3ヶ国語を話す人は、「トライリンガル」と言います。


よく、知人、友人に、
「薫君はハーフだから日本語もイタリア語も話せるようになるねー。いいねー」
と言われます。


実はこれ、すっごい誤解だという事、知ってました?

イタリアでも日本でもそうですが、「ハーフ=バイリンガル」みたいに思ってる人、
すっごく多いんです。

そうではないんです。

ハーフで、どちらの言語も母国語のように話せる人は、
たぶんすごく少ないと思います。

確かに、子供の頃から二ヶ国語を聞いてしゃべって育てば、
2ヶ国語を操れる可能性は少しは高くなりますが、
「海外に住んでて、子供の頃は英語も結構話せてたのに、帰国した途端、
全くしゃべれなくなった」
なんてのはよく聞く話。

子供は吸収力がすごいですが、忘れるのも早い。
5歳までの言語は、使わなければあっという間に忘れる、と言われています。
5歳以降もずっと、2ヶ国語に触れていれば、「バイリンガル」に育つ可能性は
高くなるそうですが、8歳まで使用していた言語をそれ以降使用しなくなって、
全くしゃべれなくなったというケースもあるので、それも微妙です。


つまり、言語は使いつづけなければ忘れてしまう、
という事です。

私だってそうです。
母国語の日本語を完全に忘れる事はありません。
私は、「日本語のみ」で22年間育ったんですから。
イタリア語は大人になって習った、後付けの言語で母国語のように
話せたり、完璧な発音が出来るようになる事は難しいでしょう。
でも、イタリアに長年住んでると、日本語の簡単な単語が出てこなくなったり、
漢字なんて、学生時代の3分の1も書けません。
言語とはそういう物です。

大人ですらこんな状態なのに、
子供に2ヶ国語を母国語のように話させたい!というのは、
とっても至難の業なんです。

ハーフだから・・・というのは大きな間違い。

「子供がバイリンガルに育つ要因」は、圧倒的な比率で、
「親の努力」です。

これに尽きる!!2ヶ国語に常に接する環境を作ってあげないと、
バイリンガルには育ちません。

うちの場合、息子はイタリアに生まれて育つ事になるので、
必然的にイタリア語は母国語になるでしょう。
問題は日本語。
バイリンガルになるには、日本語も理解し、話せなければなりません。

今は日本語もイタリア語も理解し、どちらの言葉の単語も使いますが、
言っても所詮は2歳児。
これからが本当の勝負です。

幼稚園に入園する来年の9月、3歳からが本格的な戦いの始まりでしょう。

周りの子供は全てイタリア語で話すし、親族全員がイタリア語で話す。
ママ以外、イタリア語じゃなくちゃ通じない、という事が分かり始めると、
常にイタリア語を話すようになるのは必至。

私がイタリア語を全く理解できないのならともかく、
イタリア語を理解するという事も分かるでしょう。
そうなれば、私ともイタリア語で会話するだろう事は明らか。
いわば、イタリア語対日本語の使用比率は、99対1の割合。
そりゃあ、最もよく使う言語を常に使った方が楽です。

でも、私も譲る気はありません。
私は日本人である事に誇りを持ってます。
息子だって半分日本人なんだから、やっぱり日本語もしゃべって欲しい。
息子とは日本語で会話したい。日本語も好きだって思ってもらいたい。
日本の友達の子供や、姪っ子や、叔母ちゃん達、じぃじやばぁばと
いっぱいしゃべってもらいたい!!

親のエゴだと言われればそれまでかもしれませんが、
勉強できなくても、スポーツできなくてもいいので、
日本語だけは・・!!と思うのです。


でも幸運にも、うちの息子はバイリンガルに「育ちやすい環境」ではあります。

理由その①
母親が日本人

これは、「イタリアに住む私」が日本人で、今現在、圧倒的に私とすごす時間が多い事。
これとは逆に、パパが日本人でママがイタリア人、そしてイタリアに住んでる、となると、
日本語を話せない子に育つ可能性が高くなります。
パパがいつも家にいて、子育てもする家庭なら別ですが。 

理由その②
パパも日本語を話せる

うちの旦那は日本語を理解し、話せます。
これは大きな強み。家庭内で、日本語オンリーで会話しても、皆理解できるので、
日本語からイタリア語に通訳する必要がなくなります。
つまり、「家では日本語」を徹底させる事が可能。


この二つは「バイリンガル」が育ちやすい環境とは言えるでしょう。
でも、家の外ではイタリア語オンリーの環境なので、
「ママとは日本語」を徹底させないといけないと思います。
今は旦那とは、ほぼ100%イタリア語での会話になってますが、
これも見直さないとだめだなーとは思います。
気を抜くと、楽に意思疎通できるイタリア語になってしまう。
子供も大人も一緒です。皆が通じる言語を使ってた方が楽。

そのうち、息子も私と、根競べのように、イタリア語VS日本語のような会話をするように
なるかもしれません。
私がどこまで踏ん張れるか・・・が勝負かなー?


うちみたいな家庭で、ハーフをバイリンガルに育てようとあくせくしてる家庭は、
世界中たくさんいます。

友人の知り合いで、日本人パパとイタリア人ママの子供2人がいるんですが、
息子二人とも、日本語は全く出来ません。イタリア語のみです。

友人で、ママもパパもイタリア人だけど、アメリカで生まれ育った姉妹がいますが、
姉は「外国人が話すイタリア語」(私と同レベル)しかしゃべれません。発音が特に外国人訛り。
完全なイタリア人ですが。逆に英語は完璧。
姉妹の会話は英語です。
逆に妹は、英語もイタリア語も完璧。でも英語の方が楽、だそうです。

こういうケースもあります。

ハーフじゃなくてもこんな感じなんだから、
やっぱり「バイリンガル」って楽じゃないんだなーと思います。

でも、息子に楽しく日本語をしゃべれるようになってもらうためには、
私の根気+我慢、我慢、我慢、だろうなー。

辛抱強くない私・・・。出来るかな?がんばろ。
スポンサーサイト
2009.11.05 / Top↑
Secret

TrackBackURL
→http://piccolopinocchio.blog57.fc2.com/tb.php/421-bd437476
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。