上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- / Top↑
以前にもちらっと記事にした事がありますが、
今日のテーマは「夫婦別姓」

今日、MIXIで夫婦別姓についての記事を読んだので、
その事について触れてみたいと思います。

日本では法案は出ていますが、未だ、夫婦別姓は正式には認められていません。
仕事上や、プライベートな場面で、芸名やニックネームのように、旧姓を名乗る人もいますが、
戸籍に反映される名前は、旦那、もしくは妻の名字の一本化ですよね。

イタリアでは基本、夫婦完全別姓です。

それがよく分かるのがアパートのインターフォン。
記されてある名前を見ていくと、ほとんどのインターフォンに、夫と妻の名前が書いてあり、名字は違います。
一人しか記入されていないと、そこは一人暮らし、という事です。


イタリアでも、昔は、結婚したら、妻は自分の名字に夫の名字も加えて、戸籍に記入されていた、
という話も聞きましたが、今は旧姓のまま、戸籍が残されます。

ですが、私達のケースのように、日本人とイタリア人が国際結婚した場合、
旦那の名字を名乗る事も「可能」なのです。

つまり、どっちでもいい、選んで頂戴って事なのです。

MIXIでは、夫婦別姓になったら、どうするか、彼の名字を選ぶか、自分の名字を選ぶか、
という内容で質問したら、60%以上が彼の名字がいい、と答えた、と記事になっていましたが、
これをイタリア人に話すと、きっと、皆しかめっ面をして、
「なんで?」と口々に答えるでしょう。

日本人女性は、彼の名字に変える事で、「あー結婚したんだ」と実感できる、と
書かれてありましたが、私も昔は彼の名字に変える事に憧れたもんです。
その気持ちもよく理解できます。

でもイタリア人にはそういう感覚は全くないので、理解不能、なんだそう。

「そんなの、結婚式で実感するでしょう?それに、一緒に暮らしてれば、嫌でも実感するだろうに・・。名字で実感したってしょうがなくない?」

以前にもこういう話を友人達とした時、口々にそういわれました。

私は、国際結婚をしたので、ミラノの領事館で婚姻届を出す時、
夫婦別姓にするか否かを選ぶ事が可能でした。

結局、私は夫婦別姓を選びました。

昔はあれだけ「彼の名字に変える」事に憧れていたのに、なぜそうしなかったのか。

それは、もう「面倒くさい」の一言に尽きると思います。

国際結婚をするだけでも、書類、書類、書類の山。
あちこち駆けずり回って、長時間待たされて・・・と大変だったのに、
名字を変える、という事は、さらにまた1から書類を集めなおして、いろんな証明書を
申請しなおすはめになるわけです。
パスポート、身分証明書、免許証などなどは当たり前、
それもイタリアの分、日本の分、全てやり直しです。
日本で日本人と結婚した場合ももちろん変更しなくてはなりませんが、
私はそれの倍になるわけです。それも、手数料はかかるし、日本で取って来る書類も増えるし、
時間もかかるし・・・と、まぁ大変。
結婚式をやっと終えて、はー。一段落、というわけにはいかないわけです。

それに、利点が少ない、というのも最大のポイント。
夫婦同姓にしたからと言って、何か得する事があるのか、というと別にないのです。
イタリアは夫婦別姓なのでなおさら。
「なんで日本人のあなたがイタリア姓を名乗ってるの?養子?」と不思議がられるくらいでしょう。

夫婦別姓だからと言って、子供が好きな方の名字を選べるわけではありません。
イタリアでは夫婦は別姓ですが、子供は父親の姓を名乗る事が決められています。
もちろん、例外はあります。未婚女性で、父親に認知されていない子供の場合は、
もちろん、母親の姓を名乗ります。

ちょっぴりややこしいのは、私達のように別姓を選んだ、国際結婚夫婦の子供。
もちろん国にもよるのですが、イタリアでは父親の姓を名乗るので、うちの子供も、イタリアでは旦那の名字+名前です。
が、日本のパスポートに記載されてある息子の名字は、私の名字なのです。
つまり、日本では、私の名字+名前、なのです。
日本では旦那の戸籍はもちろんないため、息子は、私の戸籍に入ります。
必然的に戸籍筆頭者である私の名字を名乗る事になるため、息子は日本では別の姓になるわけです。

分かりますか?息子はイタリアでは、イタリア姓、日本では日本姓、を名乗る必要があるのです。
パスポートも然り。2つ名前があるようなもんです。

以前、うっかり、イタリア姓で息子の航空券を予約してしまい、
息子は日本のパスポートしか持っていなかったため、搭乗券とパスポートの名前が違う、
という重大なミスを犯してしまったのです。

まぁ、まだ6ヶ月の子供で、イタリアでの身分証名書なども作ってあったため、
それを見せて、説明をしたら、イタリアでは特におとがめなく通してくれましたが、
パリで乗り継ぎの際は、かなりしかめっ面をされて、「次は気をつけてね」と念を押されました・・・。
そりゃそうですね・・・。

普段は、別にややこしい、なんて思う事もないですし、上の場合も、
イタリアのパスポート申請が間に合っていれば、どうって事ない問題だったんですが、
こういう事って気を抜いた時にやってくる、というか・・・。


でも結果的には、夫婦別姓でよかったな、と私は思っています。
日本姓を捨てて、イタリア姓を名乗るのは、新鮮だったかもしれませんが、
やっぱり親しみなれた日本姓は愛着もあるし、どっからどう見ても、日本人である私が、イタリア姓を名乗る事に一抹の違和感もあったのです。
それにこちらでは、自己紹介の際は、名字ではなく、名前を言うのが常なので、
名字を名乗る機会があまりないのです。役所関係の場に行った際には名乗りますが。
なので、ほとんど使う機会のない姓を、大変な思いをして変更しなくてよかったな・・と。
これが私の結論でしょうかね。

なので、私は、夫婦別姓にしてみて、それでよかった、と思っているので、
日本でも夫婦別姓は選択肢として取り入れられるべきだ、と思っています。
義務、ではなく、あくまで選択肢として、です。
別姓にしたければすればよし、したくなければどちらかの姓で。

私はこのように考えています。
スポンサーサイト
2010.10.04 / Top↑
Secret

TrackBackURL
→http://piccolopinocchio.blog57.fc2.com/tb.php/442-0967f802
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。