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私が「イタリアのここがいい」と思える事の一つに医療があります。

この前、ついに医者に行く事になった、と書きましたが、
本当に「医者」のオフィスに行ったのです。「病院」ではありません。

ん?とお思いの方もいらっしゃるかと思います。

実はイタリアでは、かかりつけの医師「ホームドクター」を持つのが当たり前。イタリア人は皆、ホームドクターを持っています。この「ホームドクター」は、まさに医者の家、というかオフィスに行って、見てもらうんです。症状がひどい場合は、医者が自宅に赴いてくれます。

ちなみに私は予約して、自分で医者の所に行きました。
結果は「気管支炎」でした。分かりやすく言うと、「喘息」の一歩手前の症状って事ですね。アレルギーも関係している可能性があるらしく、血液検査が必要だそうで・・・。

恐れていた事が起ころうとしています・・・。
私の大嫌いな「注射」・・・・。しかもまた別の症状の血液検査もする事になり、2回も私の血を抜く必要があるそうで・・・
あーーーーーーー

ところで、話を戻して・・・。
イタリアでもホームドクターは自分で選べます。国民健康保険申請時に、自分の住んでいる地域の医者のリストをもらえて、選ぶ事が出来ます。

私は旦那がイタリア人なので、国民健康保険にはタダで加入できます。この前、旦那と2人でミラノにホームドクターを持つために、申請に行ってきました。

保険もタダで入れましたが、なんと!!診察もタダ!
だから専門治療を受けなければならない状態でない限り、ホームドクターの所に行って、診療してもらい、薬を処方してもらえばいいわけです。処方箋があれば、薬ももちろん安くなりますしね。

ただ、診察してもらい、専門的な治療が必要になる場合は、病院に行かなければなりません。その場合、私立と国立が選べますが、もちろん、どちらにも利害はあります。

私立は待ち時間は少なくて済みますが、何といっても料金がすごく高い。それに比べ国立はタダ、もしくは治療に応じて金額も変わってきますが、私立の半分以下、と聞いています。

ただ・・・待ち時間がすごく長い。予約をしようもんなら1ヶ月、2ヶ月先、なんて事は当たり前の状況。どうしてもすぐ見てもらいたい場合は朝から5時間、6時間待って、予約なしで診療してもらうしかありません。予約が1ヶ月先ってどう思いますか?

産婦人科を例に挙げてみましょう。
私の友人の母親が産婦人科の婦長さんなので彼女から聞いたイタリアにおける「妊娠と中絶」のお話です。

読みたい方は続きからどうぞ。

イタリアでは最近になって、中絶が認める法ができました。

イタリアは、キリスト・カトリック教会の総本山、かの「パパ」おわします、バチカン市国(世界最小国)を擁する、キリスト教国家です。国民の95パーセントがキリスト教徒。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、カトリック教では、中絶は認められていません。離婚も、同性愛も、ご法度です。

ただ、最近では様々な理由で、中絶を希望する女性が増え、国もそれを認め、国立病院でも中絶する事が可能となりました。

そこで先ほど出した話題。
待ち時間、です。中絶するためには予約が必要です。「手術」をするわけですからね。ところが予約がいっぱいなわけです。すぐに中絶する事は出来ません。

選択肢は2つ。7倍ほどする料金を払って、私立の病院ですぐに手術を受けるか、国立病院に予約を入れ、数週間~数ヶ月待つか。

問題はこの数週間~数ヶ月、という所。数週間と数ヶ月ってかなりの違いがあると思いませんか?1週間かもしれないし、2ヵ月後かもしれないって事ですよね?

どういう風に病院側は手術の日を決めるのか、聞いてみた所、予約でいっぱいの場合、まず母体を診察をして、問題がなければ、手術に危険が及ばない期間まで待つんだそう。

えー!恐い話だなあ、と思ったんですが、もちろん、「ぎりぎり」まで、ではなく、念のため、ある程度、余裕は持たすそうですが。

ただ、妊娠においてはかなりのサポートがあるように思いました。イタリアでは移民の数が多いので、言葉が分からない、妊婦さんもたくさんいます。旦那の暴力から命からがら身重の身で逃げてきた妊婦もたくさんいるのだそう。その場合、専門の機関に相談でき、健康保険は無料で加入できるようになっています。

英語や数ヶ国語の妊婦へのガイドブックのようなものを受け取れる場所があり、無料でカウンセリングや、診察も受けれますし、妊娠時にもある程度体操が必要なので、適した体操を無料で行ったり、と様々な事が無料で行われます。

キリスト教の影響もあり、妊婦にはかなりの配慮がなされています。

日本では妊娠、出産にはかなりのお金がかかってきますが、イタリアは日本よりはるかに安くすみます。

これは素晴らしい事ですよね!

日本では「出産費用」を事前に蓄えなければならないし、お金がなければ出産すら難しい、というのは悲しい事ですが、現実にあるわけで・・・。

子供を授かるってのは素晴らしい事ですが、体調面だけでなく、様々な心の不安や問題もあると思います。精神面もさらにサポートしてくれる機関、または医師が増えればいいな、と思います


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2006.05.20 / Top↑
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