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イタリア人はきれい好き。
これは伊在住日本人から結構耳にする言葉。

確かに私もそう思う。
どちらかと言えば、私の意見は、きれい好き、言うよりも、掃除が上手なのでは?と考えている。

掃除が大好き、というイタリア人はそんなに多くないかもしれないが、
それでもいつ行ってもきれいに整頓されてある家が本当に多い、という感想を持っている。

もちろんそうでない家もあるし、実際どのくらいの家がどれだけきれいで、
その逆はどのくらいなのか、統計をとったわけではないので、私の主観ではあるが、
他の日本人の人に聞いても、「きれいにしてあるよねー」という感想を持っている人が多かった。

かくいう私は掃除が大の苦手。
元々整理整頓が得意なタイプではなく、おおざっぱな性格。
(こうしてブログを何年も続けている事自体、世界の七不思議に入りそうな勢いだ、と自分では思っている)

それでも、何か一つ気になると、徹底的にしないと気がすまなかったりする。
一旦掃除し始めると、あれもこれも気になって、結局家中ひっくり返して引越し前の家みたいになったり・・。
で、途中で飽きて、とりあえず、また適当に押し込んだりし始めて、あまり掃除の効果が見られなかったり。

まさに典型的なO型だ、とどこかから声が聞こえてきそうな気がしますが、
それはさておき、先日、旦那から私に対する不満を聞いた。
私の掃除の仕方について、だ。

私の旦那は、見た目は無愛想で寡黙な真面目タイプに見えるが実際の所はそうでもない。
無愛想なのは無愛想で、これは見た目のままだが、寡黙ではない。
真面目は真面目だが、むしろ頑固。自分の意見ははっきり言うし、
信頼の置ける人の前では悪ふざけがすぎるほどの悪態をついたり、ジョークも飛ばす。
やっぱり根っこは、典型的なイタリア人だ、と思う時が多々ある。

でも、私には悪態をつく事はないし、不満を言う事もあまりない。
「パロラッチャ」と言われる、「スラング」も一度も使われた事がない。
これって実はイタリア人を配偶者に持つ人にはとっても珍しいパターンだと思われる。

イタリア語は、世界の言語の中でも非常に多いスラングを持つ言語である。
外国人が始めに覚える単語の中にも、スラングがいくつか入っているのは必然だ!
と言われるほど、本当によく耳にするし、使われている。それもいろいろなバリエーションが。
使わないと生きていけないよねーなんて言われたりもするくらいだ。
口癖のようにスラングを使うイタリア人にとって、親しい間柄の人にはどうしても普段の口癖で
しゃべってしまうのは仕方ない事で、配偶者にもつい使ってしまう事があるでしょう。

でもうちの旦那は私には絶対に使わない。
気をつけているそうだ。

対して私は思いっきり悪態もつくし、不平不満もタラタラ言うが、
それに対しても聞き流してくれる。どっちが年上なんだか分からない。

そんな旦那が、「実際は言いたい事はあるけど、言わないだけだ。だって、言ったら喧嘩になるしー」
と言うので、「へ~珍しい!でもやっぱりなー」と思い、「そこまで言うんなら言ってよ」と言うと、
しぶしぶ、「掃除の仕方が気に入らない」とつぶやいた。

内心、「すぐに逆上する性格」とか、「機嫌悪いとすぐに八つ当たりする」とか、
もう数え切れないくらいの私の恥ずべき性格と悪態を挙げ連ねられるかと、
びくびくしてたら、「掃除の仕方」と言う、拍子抜けな事を言われたので、
一瞬笑いそうになった。

すぐに気を取り直して、「いや、ここは笑うべき所ではない。真剣にならなくては!」と思い、
「・・そ、それで、私の掃除の仕方のどこがそんなに気にいらないの?」と聞くと、
とりあえず、食器の洗い方が気にいらない、との事。

私は汚れたお皿は、すべて、流し台に一旦入れて、洗うまではそこで待機?させておきたいタイプ。
汚れたお皿が台所の流しのみならず、台所の台まで占領するのが見るに耐えない、と思っている。

でも、旦那は汚れたお皿でも、油で汚れたお皿と水を飲んだだけのコップは、一緒に流しに入れたくない、
と言う。流し台の中にはすごく汚れた物、キッチン台には、そんなに汚れてない物を置くべきだ、と。
まず、油で汚れてない物まで汚れてしまって、洗うのに時間がかかるし、流しはいっぱいいっぱいで、
結局またお皿をあちこちに移動させてから洗う、という二度手間になる。
出来ればタルとかボールみたいな物の中に水を張って、そこに汚れた食器をつけて置きて、
それから洗った方が水道代が安くつくはず!という持論を語ってくれた。

私はタルなどにつけておくのは嫌なのです。
なんか不衛生な感じがして・・・。

そういうわけで、私の食器の洗い方が気に入らないそうだ。
他にもあれやこれや、掃除の仕方が気になって仕方ない、と言う。

面倒くさいから掃き掃除なしで、水拭きだけで埃と汚れを取ろうとする大雑把な掃除の仕方とか、掃除機を掛けるのはいいが、掃除機の扱いがえらく荒々しく掃除機が壊れるのではないかと気が気でない、とか・・・。
トイレ掃除は毎日やってるので、その点はある程度評価出来るが、掃除の用途によって使い分ける雑巾や用具や洗剤が正しくない、等々。


・・・結構厳しい。
トイレ掃除毎日やってるだけでも私は120点くらいの評価あってもいいと、自分では思っていたが、「トイレ掃除は毎日やって当然」だそう。そういえば、お義母さんが旦那にそう言っていたのを、聞いた事があった。ああ、ここからこの考えが受け継がれたのね~と思い出した。

でもたしかに水周りが汚いと家全体の清潔感まで失われるので、
この考えは私も賛成できる。だが、共働きの家庭ではなかなかそうもいかないだろう。

私は専業主婦だから余計厳しくチェックされているのだろう。
それが仕事なんだからきちっとこなしなさいって事だろうか。

普段全くそんな事言わないが、聞くと、びしばし容赦なく厳しい評価が下される。
うちに来るイタリア人も、私の掃除能力をチェックしてるんだろうなーと思う。

イタリア人の掃除能力は日本人のそれを全体的に上回っているような気はするが、
そのチェック能力も上回ってる気がする。
昔、お義母さんに、どのメーカーの洗剤がいいか、この場所にはどんな洗剤がいいか、
と聞いた所、細かく振り分けられて、びっくりしたのを思い出した。
トイレだけで最低3つの洗剤が必要だって事にもびっくりした。
カルキを取る洗剤、洗面台を洗う洗剤、トイレを洗う洗剤。メーカーもきっちり指定。

メーカーはいっぱいあるし、安い洗剤もたくさん出ているし、私もいくつかのメーカーの洗剤を試してみたが、結局はお義母さんの言ったメーカーの物が一番良く、それを買う羽目になった。

そういう点でも目が肥えているイタリア人は多いのかもしれない。

・・・頑張れ私!修行修行!
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2011.04.10 / Top↑
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