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海外に出ると、なぜかイタリア男はモテる。
日本人女性もモテる。
結構こういう話、耳にする。

実際の所、本当なのか?本当ならば、ではなぜか?

これを今日はテーマにしたいと思います。

いつだったか、「各国で一番モテるのはどの国の人か」というアンケートを世界でとった、という記事を見た事がある。そこには男女別に国籍が並んでいて、ベスト10とワースト10が書いてあった。

何年も前の事なので、こと細かく覚えているわけではないが、
男性のベスト10には、ずらっとヨーロッパの国籍が並んでいた。
イタリア人男性が1位だったかどうだかは覚えていないが、トップ3に入っていたのは覚えている。
覚えているのは、記事に、「国内イタリア人女性からではなく、海外の女性から圧倒的な支持を得た結果」と書かれていた。つまり、イタリア人男性は、国内ではそうでもないが、海外では一番モテる男、といいたげな文章だった。
逆に男性ワースト3にはアジア3カ国、「日本、中国、韓国」が仲良く並んでいた。

女性はというと、ベスト1に、日本人、と記されていた。
これも圧倒的な支持を得た、と書かれていた。
記事には皮肉って、男性はワースト3に入るのに、女性はベスト1だ!などと、書かれていたが、
では、なぜイタリア人男、日本人女は、海外ではモテるんでしょう?

この記事の信憑性はともかく、
実際、私の周りでもこういう話はよく聞かれるのは事実。

イタリア人男性の友人は、自分達で、
「確かに、イタリア男は国内で彼女見つけられなくても、海外に行けば結構簡単に見つけられるよね」
とか平気で自慢する。
「その理由は?」
と聞くと、
「習慣」と言う。

は???と思ったが、習慣と言うには理由があるらしい。

イタリア人女性は元々気が強い傾向がある。もちろん全員がそうとは言わないが、
物事をはっきり言うし、好き嫌いがはっきりしている。
私の周りのイタリア人女性は実際皆、自分の意思を明確に持っていて発言する。
こういうイタリア人女性を相手にするのは容易ではないのだそうだ。
積極的にならないといけないけれど、あまりにも押しすぎると鬱陶しがられるし、
タイミングを間違ってもいけない。
間違ったらビシバシ指摘される。(っというのも、私は目にしてきている)

なかなかイタリア人男性も大変なようだ。
イタリア人女性の手厳しいチェックを受けていると、海外ではそれが活きるのかもしれない。

そして文化の中に、女性を褒める、という事が根付いている、という。
子供の頃からあちこちで目にして、耳にしていると、
女性を褒めるのは、当たり前の事のようになる、と言う。
親切にする、というのもこの習慣の中に含まれる。

ちょっとBarでかわいい子を見つけると、「かわいいね!」と堂々と言う。
言われる方も慣れている事が多く、「ありがとう」と聞き流すのが習慣のようになっている。
特にBarなんかで働く女性は、褒められなれてるというか、口説かれ慣れてる、というか・・・。
受け流すのも上手。はっきり拒否するタイミングも分かってらっしゃる。

褒め方も遠まわしではなく、結構ストレートで分かりやすい。

こういう場面で、私の友人達が口を揃えて言う事は、別に口説きたいわけではない、という事。
まぁいい反応だったら口説くけど、普通だったらそれで終わり、一種の社交辞令、らしい。

つまり、まず、女性を褒める→反応を見る→褒める→反応→そこから次の行動を決める。
「褒められていやな女性はいないでしょ?初めからエンジン全開で行っても拒否されるだけ。よっぽどいい男なら別だけどね」
「イタリア人男性は常に難しいイタリア人女性を相手にしなくちゃいけないから、駆け引きが上手になるんだよ。褒めるのもうまくなるし、反応を見るのもうまくなる。いくらナイーブな男性でも、そういう駆け引きを日常で見てたら、潜在的な意識の中に入ってるから、ここぞって時にはうまく使えるんだよー。」

これがおおむねの私の友人男性の見方である。

・・・ん~?一理ある?

こういう駆け引きに慣れてない海外の女性にとって、褒め上手なイタリア人は、なんだかすごくかっこよく見えるのかもしれない。


でも私もイタリアに来て思った事の一つに、
イタリア人男性は、実にスマートに女性を褒めるし、親切心も押し付けがましくなく、すっと手を差し出せる人が多い。


私も妊娠中、幾度となく、高校生の男の子や仕事帰りの疲れたサラリーマン、ひいては小学生の男の子まで、
買い物袋を持ってくれたり、「大丈夫ですか?」と声をかけてくれたり、バスに乗るのに、段差が危ないからと、手を差し出してくれたり、そりゃあまぁ見知らぬ男性に、たくさん助けて頂きました。
もちろん全員見知らぬ男性です。

産後も同じく。階段の上り下りで、何回見知らぬ男性が、ベビーカーを持って下りてくれたか。
助けを求めなくても誰かいれば、必ず助けてくれた。
助けてくれるのは、女性よりも男性の方が圧倒的に多かったし、女性が私を見かけた場合、
「誰か、男性呼んでくるわね」と言われたりするくらいだった。

今でも、一人で荷物を抱えて、スーパーとかアパートの玄関のドアをあけようとすると、
どこからともなく手が伸びてきて、ドアを押さえておいてくれる人が多い。

本当に、ちょっとの事で、親切に出来る人が多い。しかも自主的に。
そう、「気が利く」のである。

これは日本人女性が海外でモテる理由と共通するんじゃないかと、見ている。

日本国内でも、「気が利く」女性が求められる傾向が多々ある気がする。
例えばテーブル上。お酌の際、上司の杯が空になるとすぐにお酌する、
空いた器を端に寄せて片付けたり、こういうちょっとした事に気が回る女性は、重宝される。


そういう文化、習慣。
イタリア男性は、テーブルマナー上、男性が女性のグラスにワインを注ぐのは当たり前のように考えられている。
日本はその逆。

これが、海外では、「おお!すごく気が利く男性(もしくは女性)」となるのでは?


そして、特に日本人の女の子は、褒め合う事においては、すでに小学校高学年から徹底していると思う。
「あ、そのペン、かわいいねー」「その服似合うねー私も欲しい!」「そのヘアスタイル素敵~!」
こんな感じ。褒めあう事が、マナー。会話。振り返ってみれば、褒める事に関しては、すでに達人の域に達しててもおかしくないとすら思える、日常。すらすらと他人を褒める事が出来る。

褒められてうれしくない人はあまりいない。
それがたとえお世辞だとしても、あまりにもうまく褒められると、分かっていてもうれしくなるし、イタリア人男性も、日本人女性も、習慣上、「とても自然にうまく褒める」事が上手なのではないかと、私は思う。

心を許しやすい、のかもしれない。

ところで私もイタリアに来て、男性のグラスにワインを注ごうとしたら、男性全員が、
「それは僕達がする事だから!」とびっくりされた。
先日も、アパートの階下の男性と玄関先で鉢合わせになり、私が手でドアを押さえて
「お先にどうぞ」と促すと、「そんな!それは僕の仕事でしょう。ささ、どうぞ」と驚いたように言われた。
こちらに来て、普段、私が普通だと思って行動していた事に対して、
「なんて優しいんだ!気が利く!」と驚かれた事が結構あったのは事実だと思う。

女性にこういう事をされ慣れてない国、レディーファーストが謳われる国では、
日本人女性の行動が新鮮で、「なんて親切なんだ!」と映るのかもしれない。
そしてそれが海外で日本人女性がモテる、という理由の一つになっているのかもしれない。


もちろん、全てのイタリア人男性、日本人女性が親切で褒め上手だとは言わない。
上に当てはまらない、そうじゃない人がモテない、というわけでもないはずだ。

「総体的に見て」他の国の人よりも、スマートに褒めたり、手を差し伸べたり出来る人が、ちょっぴり多いのかもしれない、という事。
それが、海外でモテる、と言われる所以の一つかもしれない、という話。


かくいううちの旦那は、イタリア人だが、これに当てはまらない。
見知らぬ女性に声をかけたり、褒めたり、そんな器用な事、出来る人ではない。

初めからうちの旦那は「ロマンチック」だとか、「レディーファースト」だとか、
「褒め上手」だとか、そーんな言葉とはかけ離れた人だった。
出逢った頃、旦那は二十歳の青年だったが、どこからどう見ても、
無愛想で、気が利かず、女性の褒め方なんて知るわけがない!とでも言いたげな態度だった。
(実際後日そう豪語していた・・・)

私の事も、別段、褒めたりしなかったし、特に親切にしてもらったりもしなかったし、
むしろこの人、私の事、嫌いなんだろうか、とずっと思ってホームステイさせてもらったくらいだ。

だから、私にとって逆に新鮮だったのかもしれない。

「この人日本人男性みたい・・・」そう思った記憶がある。
レディーファーストしないから、とかではなく、なんというか、振る舞いが。
あまり感情を大げさに表現したりしないし、愛想を振りまいたり、あまり知りもしない人をやたら褒めたりしないところが、私が知ってるイタリア人とはかけ離れていて、どちらかというと日本人男性に近い気がしたのだ。

10年前、初めてイタリアに来た際、イタリア人男性全員が「レディーファースト」を出来る国だと思い込んでいたので、車に乗る際、映画みたいに、男性が女性の車のドアを開けたりするのか、と思って、「ここは待つべきなんだろうか?」と考えていたら、旦那は普通に勝手にさっさと運転席に座って、怪訝そうに「??乗らないの?」と聞かれたエピソードがある。

慣れた頃には、わざと車の前に突っ立って、「レディーファーストは~?」と言ってみたりもしたが、そこで「はいはい・・」と言ってやってくれる旦那ではない。
「どこにレディーがいるんでしょう?見えないのでさっさと出発します」と、私が乗ってもいないのに、出発しようとした事もあった。
結局、だいたい聞く方も聞く方だし、勝手に出発する方もする方だ、という結論に至った。


唯一ほっとしているのが、結婚前も結婚後も、これが徹底している事、だろうか。
結婚後、急に優しくなられたら余計怪しいし、逆に急に冷たくなっても悲しいだろう。
「釣った魚に餌はやらん」とか平気で言う人ですが、「釣る前から餌なんてくれてないじゃん!」
と言うと、「餌をあげる程の獲物じゃなかったって事じゃない?」と言う。
どう取り繕ってもお互い、「ロマンチック」な会話とは言えない。
うちでは結婚前も結婚後も常にこんなレベルの会話。


世界でモテると言われるイタリア人男性、日本人女性にもいろいろな人がいる、という事だ。
私達夫婦のように。
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2011.05.17 / Top↑
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