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こんな題名で始まりましたが、もっち家はうまくいっております。

今日はイタリアの離婚事情をお話します。

以前ちょこっと触れましたがイタリアでは離婚はとっても大変なのです。

イタリアはカトリック教国家。

国民の95%がキリスト教徒と言われています。

カトリックでは避妊、中絶、離婚、同性愛はご法度です。ローマ法王が声を大にして言っている事なのです。

でも・・・・国民の95%が洗礼を受けたキリスト教徒だからと言って、熱心なキリスト教徒、とは限りません。

特に今の20代以下の若者は宗教離れの傾向にあります。

うちの旦那は10代の頃は熱心なキリスト教徒だったらしいのですが、大きくなるにつれて、教会への不信感などが積もり、信じなくなってそうです。

ただ、40代以上の世代のイタリア人は、なんだかんだ言って、熱心なキリスト教徒が多い。

この差が離婚にも大きくかかわってきています。
イタリアでは離婚するためには必ず、裁判を起こさなければならない、というのは以前書きました。

そのためには弁護士が必要で、費用もかなりかかってきます。

さらに、結婚前に、財産分与についての書面を提出する事が義務付けられていて、「結婚前の個々の財産」を「結婚後、共用にするかしないか」をサインしなければなりません。

平たく言うと、離婚時に財産分与についてもめた場合どうするか、ってな事ですね。
これを元に、弁護士は財産分与を進めていくわけです。

ところが裁判を起こしたから、と言って、すぐ離婚出来るわけではないのです

イタリアでは離婚するためには3年法的別居が認められなければ離婚出来ません。

つまり、2005年11月に結婚したもっちが、離婚したい場合、婚姻の翌日から別居を開始して裁判を起こしても、2008年11月までは離婚出来ないってわけですね。

ここを訪れてくださったKaitaさんから貴重な情報を頂きました。正確には、離別裁判を起こしたときじゃなくて離別が成立した後3年離別期間を置いて、それでようやく離婚裁判を起こすことができるとの事。つまり、私が結婚後、すぐに離婚をしたければ、翌日から別居を始めて、3年経って、法的別居が認められる条件が整えば、裁判、という流れになるわけですね。

離婚がご法度のお国柄。約40年前にやっと離婚を認める法律が出来た程。40年前までは一旦結婚すれば離婚は出来なかったんです。

じゃあ離婚しなければならない場合どうしてたか。
「婚姻取り消し」という方法を採っていたそうな。

今は離婚法も出来ましたが、やっぱり熱心なキリスト教徒は離婚に抵抗があるよう。

私の友人の両親で、別居しているカップルは数組いるのですが、離婚はしていない、というカップルがいます。
もう20年以上別居していて、お互い、新しい恋人がいるのですが、離婚はしていないのです。

これも私は変わってるなーーーーっと思ったのですが、両方、または片方が熱心なキリスト教徒の場合、こういう状況が起こるんだそうです。なので、40代以上のカップルにはこういう状況がちらほら、見受けられるわけです。

私にはこういう状況が理解出来ないのですが。
頭が固いんでしょうかね。
「子供も成人して、経済面も問題がなく、何十年も別居。おまけに新しい恋人もいるのに・・・」どうしてもそう思えてしまうのですが、もちろん彼らは彼らなりの事情があるのでしょう。

それに反して、30代以下の若いカップル。宗教離れも影響してか、離婚に抵抗がなくなりつつある。

どんどんイタリアの離婚率は上昇しています。

女性も仕事を持つ時代。さらにここ数年の不況で望む、望まないに関わらず、共働きをせざるを得ない状況下。

仕事と家庭の両立はそう簡単なものではない。

でも長い間、「マンマ」がすべて1から10までお世話をしてくれていた状況からいきなり自分達でやらなければならなくなる。自由にお金も使えない。時間もない。

結婚とはそういうもの― 
でもそう割り切れない。

法的な事に関して、イタリアでは日本に比べ、離婚は大変なのですが、それでも離婚を望む人は多いんですね。

10年の交際期間の後、結婚、1年半後には別居。
こういう話、実際耳にします。





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2006.06.03 / Top↑
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